一人暮らしをするときには必須アイテムの電子レンジですが、うまく使っていけばかなりたくさんの料理を作ることができます。
電子レンジがあれば冷たくなったご飯やおかずを手軽に温めることができますが、一度加工された食品の解凍だけでなく、食材を調理するためにも使用できます。
ただし、電子レンジは使用方法を間違えると内部で破裂や焦げなどを起こしてしまうので、使用をするときには入れてよいものと悪いものをしっかりと理解して正しく使用していくようにしましょう。
まず電子レンジを使った調理をするときに絶対に覚えておきたいのが「卵」の熱し方です。
卵は手軽にお腹をふくらませることができる便利な食べ物ですが、一人暮らしを始めたばかりの人の多くがそれを電子レンジで料理しようとして失敗をした経験があるのではないかと思います。
ゆで卵を作ろうとして電子レンジに卵をそのまま入れてスイッチを入れたら大爆発を起こしてしまったというようなこともあるでしょう。
卵はそのままで電子レンジに入れてしまうと破裂をして事故や故障を起こしてしまう、大変電子レンジ調理では気を使わなければいけない食材なのです。
ですがそんな天敵のような卵と電子レンジでも、うまく使えば手早くおいしい料理にすることができます。
まずゆで卵ですが、作るときにアルミホイルをうまく使えば簡単に作れます。
冷蔵庫から出した卵を殻のままアルミホイルでしっかりとくるみ、すっぽりと入るマグカップの中に入れて水を入れて隙間をまたアルミホイルで埋めます。
そのまま10分ほど温めれば、半熟のゆで卵をつくることができます。
鍋で作るよりもかなり楽なので、お弁当などでもう一品が足りないというときにはこの方法がおすすめです。
また同じ卵料理の定番目玉焼きも、耐熱容器を使えばノンオイルで手早く作り出せます。
平たい耐熱皿の上に少量の水を入れ、その上に卵を割り入れます。
レンジに入れる前には箸などで黄身に小さな穴をあけ、電子レンジに入れて30秒ほど熱します。
そうすればちょうど半熟くらいで目玉焼きを作ることができます。
電子レンジで目玉焼きを作る方法としては、専用の目玉焼き器が便利グッズとして販売されていたりするので、そうしたものをつかえばより失敗なく料理をすることができます。
卵の他にも、煮物やスープ類も電子レンジをうまく使えば手早く作れます。
鍋ではなかなか時間のかかる、ひじきの煮物やかぼちゃの煮物では容器に野菜や具材を入れたあと、だし汁を入れて電子レンジで温めるだけで手軽に完成させることができます。
電子レンジ専用のレシピ本などもかなりたくさん売られているので、コツを掴んでたくさん料理のレパートリーを作っていってみてください。