一人暮らしの人や忙しい共働きの夫婦にとっては、簡単に料理ができるグッズは大変便利なアイテムです。
昔ながらの価値観の人にしてみると料理はその人個人の力で作るものという考え方があるようなので怒られてしまいそうではありますが、最近は本当に簡単においしい料理がつくれる便利グッズがたくさん販売されるようになっています。
私も一人で料理をするとき、このような便利グッズを使ってみることもよくあるのですが、驚くほどうまくできるということに何度も感動をしてきました。
あまり料理が得意ではないという人にとっても便利なグッズがたくさんあるので、ぜひ自分のスタイルにあったものを選ぶようにしてもらいたいと思います。
私が今一番気に入っているのが、有田焼の不思議なお皿というものです。
商品名がそのまま「不思議なお皿」というおもしろい製品なのですが、これは本当にすごい発明品です。
使い方は簡単で、お皿に魚やお肉を乗せてレンジに入れるだけ。
ラップや油を使用することなく、まるで炭火で焼いたかのようなこんがりしたこげ色に食べ物を焼いて調理をすることができます。
不思議なお皿はテレビ番組やインターネット上で大きく宣伝されたのをきっかけに口コミでどんどん人気を獲得しており、今では料理グッズの人気ナンバーワンとまでなっています。
不思議なお皿を発明したのは佐賀県の割烹食品メーカーである小森谷嘉右ヱ門窯です。
もともと400年の歴史がある有田焼の食器を作るメーカーだったのですが、これが新たに技術を付け加えることにより、無機炭素を陶器に調合することに成功したのだそうです。
見た目も有田焼の系統を踏襲した非常に美しいもので、表面にこびりつき防止の凸凹がついていますが、食器としての質も大変高く、長く使えるおしゃれなキッチングッズになっています。
なんといってもお皿のまま調理ができるので、お皿洗いをする手間がぐんと省けるというのも嬉しい点です。
次に注目なのが沸騰したお湯を注ぐだけで手軽にパスタが茹でられるという「真空断熱パスタクッカー」です。
真空断熱パスタクッカーは魔法瓶メーカーでおなじみのサーモスの製品で、細長い筒の中に乾燥パスタを入れて、そこに沸騰したお湯を入れて蓋をしめるだけで簡単にパスタを茹で上げることができます。
以前から電子レンジを使ったパスタ茹で器はあったのですが、この真空断熱パスタクッカーはお湯を注ぐだけで保温力を使って茹でることができるというのが新しいしくみになっています。