ダイエット中には、普段よりも「食べてはいけない」という意識が強くなってしまうので、よけいにお腹が減りやすくなってしまいます。
一回ずつの食事の量を減らしてしまっているので、三色の間の時間になると猛烈にお腹が減るようになってしまい、間食したくてしたくてたまらなくなるのです。
ですがそこでついいつもと同じようにクッキーや飴などを食べてしまってはせっかく通常の食事でセーブしたカロリー量も台無しです。
なのでそうした耐え難い空腹感を感じたときのために、食べてもカロリー量が低く、腹持ちのよいお菓子を用意しておくのが対策になります。
ダイエット中の間食としておすすめになる食品としては、ドライフルーツやバナナなどの果物類や、おからやこんにゃく、寒天といった食材があります。
他にもココアやアーモンドなども単体ではカロリーがあるものの、うまく食品に合わせていけば空腹感をおさえてくれる働きをしてくれます。
そのまま単体で食べてもよいのですが、どうせならちゃんとお菓子として食べていきたいところ。
そこでそうしたダイエット向けの食材をつかったヘルシーお菓子を作ってみることにします。
ヘルシーおやつを作るときの食材として大いに活用していきたいものの1つが、豆乳や豆腐、おからといった大豆類です。
大豆といえば女性ホルモンの働きを大きく助けてくれるイソフラボンが含まれていることでも知られていますね。
そこで大豆を使ったおやつなら、空腹感を満たすことができるとともに女性にとって体に必要な栄養分を補うことができるという一石二鳥の働きをすることができるというわけです。
最も簡単な大豆を使ったお菓子として、おからをホットケーキミックスと混ぜて焼く「おからクッキー」があります。
おからクッキーはホットケーキミックスに生おからを混ぜて適度な硬さで記事を作ったあとで、型抜してオーブンで焼くだけという簡単な料理です。
もしかしたら普通のクッキーを作るよりも簡単かもしれません。
ホットケーキミックスを使えば、最初から砂糖など適度な味付けがされているので、あとから余計なものを加える必要がありません。
さっくりと食べられて腹持ちもよいので、最初に作るならおすすめのレシピです。
ちょっと凝ったものを作りたいときには、生おからに付加したさつまいもをすりつぶして加え、片栗粉でつないで焼くお餅団子があります。
こちらも簡単にできてお腹がふくれるおすすめのメニューになっています。
甘味が足りないというときには、ココアを使ったプリンというのもよいメニューです。
ココアに豆乳を混ぜ、それをゼラチンで固めるとおいしいココアプリンになります。
作り方は、まずゼラチンを水でふやかして柔らかくしたあと電子レンジなどで軽く温め、それを鍋に入れたところにココアを溶いた豆乳とはちみつを少々入れて熱します。
あとはよく混ぜたあと粗熱をとって、容器に入れてかためていきます。
ヘルシーお菓子類は作りダメをしておいて、お腹がへったときにすぐ食べられるように携帯しておけば急にお腹が減った時に買い食いなどをしなくてすみます。