使い勝手のよいサイドテーブルの選び方
ワンルームマンションのような狭い部屋から十分な広さのある一戸建て住宅まで、便利に使えておしゃれなインテリアにすることができるのがサイドテーブルです。
サイドテーブルは食卓や勉強机のように直接その台の上を使って何か作業をするためのものではなく、部屋の隅や他の家具の近くに配置することでものの置き場所として使用していくことができます。
置き場所としてはリビングなどインテリアを置きたくなる部屋だけでなく、ベッドの脇やソファーの近くといったところがあります。
配置をするところやテーブルの形状によってかなりインテリアの幅が広がっていきますので、イメージしている部屋づくりに合わせて製品を選んでみるのがおすすめです。
価格だけで調べればかなり安く購入できる千円くらいのものもあれば、本格的なアンティーク家具として数万円~数十万円クラスのものまでさまざまです。
ただ椅子やタンスのように使用頻度が高くて頑強さが求められるという種類の家具ではないので、ある程度の強度が担保できれば購入後に自分でちょっとした工夫を加えるということもできます。
また普段からDIYをしているという人なら、脱初心者くらいのレベルで自分なりのサイドテーブルを作るということも十分に可能です。
機能性を重視するか、インテリアに特化するか
サイドテーブルを選ぶときにはまずどこにどんなふうに置くかということから考えてみましょう。
サイドテーブルが数多く掲載されている家具カタログなどを見ると、アンティーク調の木製テーブルのように据え置き式のものもあれば、足の部分にキャスターがついていて自由に動かすことができるものもあったりします。
またはパイプ椅子のように折りたたみをすることができるようなタイプもあり、部屋の広さや用途によってどういったタイプがよいかということを考えることができます。
便利さということでいえばやはりキャスター付きのものはかなり便利と言えます。
移動式のものの最大のメリットは掃除がしやすいということで、面倒なテーブルの下の掃除機がけなどもキャスターがあるものなら簡単に行うことができます。
一方で木製の据え置き型の場合、鉄パイプやベニヤ合板を使ったようなものでは決して出すことができない高級感があります。
リサイクル家具を扱うフリーマーケットやショップでも置いてあるものなので、大きさで選んで購入してきたものを自分なりにペンキで色塗りなどして部屋の雰囲気に合わせるということもできます。
中でも人気が高いのが北欧風の白いサイドテーブルで、白い壁紙やカーテンと合わせると一気に室内の高級感が高まります。
自分で作って見るのもおすすめです
サイドテーブルは種類が大変豊富ですが、実際に使うとなるとなかなかピッタリのサイズや高さのものを見つけるのが難しかったりします。
そこで自分なりにカスタマイズ可能なキットとして売られている製品もあるので、まずはそうした部品を集めて部屋の大きさや近くに置きたい家具とのバランスを考えて作ってみるのもよい方法です。
特にソファーやベッドの脇に置くためのサイドテーブルでは高さが使いやすさにそのまま直結してくるので、できればオーダーメイドで調度良いサイズのものを用意したいですね。
寸法さえきっちり測っておけば、板の裁断はホームセンターで依頼をすることができるので、自宅では釘打ちとヤスリがけくらいですぐにできてしまいます。
自分で一から作りたいという人は材木屋さんなどで廃材などを激安で販売していることも多いため、そうしたところを利用すれば相当安くイメージどおりのものを作ることができます。