篠原涼子の主演代表作の一つ
ドラマ「anego」といえば2000年代にドラマの視聴率女王と言われた篠原涼子の代表作の一つです。
役柄としては「ハケンの品格」や「アンフェア」と路線的に同じ30代の芯の強い自立した女性という設定です。
原作は林真理子の同名小説で、同世代の独身女性にありがちな悩みをリアルに描いたということで当時からかなり人気があったベストセラーです。
ドラマ版ではリアリティのあるストーリーに加えてテンポのよい進行や独特の方法でのキャラクターの独白
演出などが評判になっていました。
連続ドラマとしての放送は2005年4月~6月までの全10回でしたが、放送終了後も人気が続いたこともあり、2005年の12月にはスペシャル版として復活をしました。
anegoの見どころについて
個人的にはanegoは篠原涼子の代表的なドラマ作品の中でもかなりお気に入りの作品です。
「ハケンの品格」や「アンフェア」ではどこかアウトロー的な世間常識からあえて外れた生き方をするというところにキャラクターの魅力がありましたが、この「anego」の場合は大手企業に勤務をする一般的なOLを演じています。
入社10年目の独身女性という微妙な立ち位置の中で、仕事も順調後輩からの信頼も厚いという中にあってどこか満たされないという女性ならではの心理をとても細やかに演じてくれていたんじゃないかと思うからです。
またドラマでは後輩役の男性として赤西仁という超イケメンを持ってきて、10歳も年下の子との恋愛の難しさみたいなものもかなりツボでした。
時々定期的に見返したくなる作品の一つです。