今も語り継がれる伝説的なドラマ
ドラマが不振と言われる時代ですが、何年かに一度はスマッシュヒットがあるから油断はできません。
トレンディドラマブームが一段落して、なかなかヒット作が出づらくなってきた時期に突然表れ社会現象と言えるほどにまで話題になったのが日テレ系の「ハケンの品格」です。
「ハケンの品格」は日本テレビ系列の水曜ドラマ枠で製作された2007年1月~3月までのドラマで、篠原涼子の主演が特にはまり役と話題になったことが記憶に新しいです。
篠原涼子といえばドラマ界の視聴率女王とまで呼ばれたこともある演技派女優ですが、今やアラフォ~アラフィフ世代の憧れの女性にもなっています。
とはいえ出るドラマ全てが必ずスマッシュヒットになったというわけではなく、話題作と言われながらも視聴率が今ひとつ振るわなかった「月の恋人~Moon Lovers~」や「安堂ロイド」といったものも過去にはあります。
ですがそれ以上にこの「ハケンの品格」ともう一つの代表作「アンフェア」のヒットがあまりにも大きなものだったのでインパクトとして強く残っているのかもしれませんね。
ハケンの品格のあらすじ
ハケンの品格は超有名作なので今更あらすじを説明するまでもないかもしれませんが、簡単におさらいしていきます。
主人公である大前春子(役:篠原涼子)は派遣社員として大手企業をはじめとする数多くの企業を渡り歩いてきました。
登録している派遣会社でのランクは特Aという異例の優秀さで、時給額も破格の3000円(のちに昇給)となっています。
ある日食品会社の営業部に3ヵ月契約で派遣をされるのですが、そこで与えられた仕事を淡々とこなしつつも自分の範疇外の仕事はまったくしないというクールな態度を貫きます。
最初はそんな態度を生意気と反感を持っていた周囲ですが、数々の難関をこなしていく春子姿に次第に周囲も影響されていきます。
共演には加藤あいや小泉孝太郎、大泉洋といった人気俳優がそろい、テンポよくストーリーが進んでいくという演出の良さも光った作品でした。
リメイク作も韓国で製作
「ハケンの品格」は日本だけでもかなりの人気となりましたが、実はこのドラマのリメイク版がのちに韓国でも製作をされています。
韓国でも非正規雇用という仕事が一般化しているという事情もあってかかなり本作に近い形で作りなおされており、そちらでもかなり高い人気となった様子です。
面白いのが大泉洋役として起用された俳優さんもきちんと天然パーマをしていたということで、本作中に登場したセリフの「もじゃもじゃ」というのもそのまま使用されていました。
ちなみに・・・
本当に余談になるんですけど、昔、保育園で派遣として働いていたことがあって、その時代のことを思い出したりもしました。笑
資格は持っていないんですけど、今軽く調べてみたら、
例えばこんな感じの→保育士の派遣サイト(はぴほいく)を見てみると、結構資格なしでOKの仕事もあったりするんですよ。
今振り返ると楽しかったな~って思うんですけど、かなり肉体労働なので、もうやりたくないなとも思いますね。。